…… 2009年05月18日

『雨上がりの夜空に/by RCサクセション』


先日、当番組(当ブログ)のスポンサーであります
『(株)並木ベンチャーズ』の名物社長『一彦(カズヒコ)氏』から、
この私に突然の呼び出しがありました。

『さては!...この私の日頃のハリキリボーイぶりに感激し、
臨時の賞与でもくれるのだろう♪』と思い、ドシャぶりの
雨も意に介さず軽快なスキップを刻みながら、
JR高田馬場駅の近くにあります本社ビルを訪れました。

すると、社長の口からは耳を疑いますような
エキセントリックな言葉が発射されたのです。

『あのぉ...弐代目(私)の番組(ブログ)なんだけどさぁ...
アレ、余りにも視聴率(読者数)が低いから、次回あたりで
[打ち切り]にしたいんだよねぇ』...と。

?...次回で打ち切りィ...!?

私は震える魂の奥で、思わず『故/忌野清志郎氏』の
名曲を歌ってしまいました。

『どうしたんだい? Hey,Hey! Baby! キゲン直してくれよぉ♪』...と。

しかし、一彦社長の機嫌が直る事はありませんでした。

聞くところによりますと、ここ半年間の私の番組の
視聴率は『毎回2%』なんだとか。

この場合、この数字は『当ブログ』の更新ごとの閲覧者が
『毎回2名だった事』を如実に意味します。

つまり!...ここ半年間の『突貫劇場(ブログ)』の読者は、なんと
『私』と『小泉ケニョリータ君』の2名だけだった!...と言う訳なのであります。

しかもケニョ君は、パソコンに弱い私の代わりに
『私の原稿を入れて(掲載して)くれているだけ』でして、
その作業自体も『視聴率1%(1名)』としてカウントされてしまいますから、
実質的な『突貫劇場』の読者は、素晴らしい事に『私一人だけ!』だったのであります。

これはこれで『破壊的な大記録』でありましょう。

インターネットの大海原で誰にも発見されずにヒッソリと生息するだなんて、
まるで私のブログは『ネット界のロビンソン・クルーソー』のようであります。

...とは言え、突然の打ち切りに納得の行かない私は、
思わず社長に『じゃあ聞きますけど、ケニョ(小泉謙一)の
番組(ブログ)はどうなんですかっ!? こんなにも不景気な世の中で、
数字が悪いのは私だけじゃありませんでしょう!?』と、知らない人が
家に訪問して来て泣き叫ぶスピッツのようにカン高い声と涙目で訴えました。

すると社長からは...『ケニョ君? 彼はイイねぇ♪ 常に平均で80%台を
キープしてるよ! まさに我が社の[ドル箱番組]さ♪』と、
満面の笑みで返答が来たのです。

は,は,80%ぉ!?.....。

日本中を熱狂させた『力道山の空手チョップ』よりも
高い視聴率であります。

小泉ケニョリータ君の言動(ブログ)は『常に80人前後から注目』
をされていて、私の言動(ブログ)は『私にのみ!』注目をされていましたとは...。

これでは番組の降板も仕方なし!...と言ったところでしょうか...。

アッと言う間の話し合いも終わって本社ビルを出ますと、
先程までのドシャぶりの雨は嘘のように上がり、
綺麗な夜空が広がっておりました。

雨上がりの夜空に職(番組)を失った私は、茫然自失のまま
トボトボと歩き、ふと気が付けば『派遣村』に辿り着いておりました。

そして次回!...いよいよ『突貫劇場(ブログ)/大千秋楽!』であります。

CA390161-0001.JPG

ちなみに写真は一彦社長邸の
庭でして、この車は社長から
私への『退職金』として頂きました。

社長が言いますには
『外車だよ!? 左ハンドルだよ!?
スゲーだろぉ? 取り合えずガラスを
付けて、マフラー付けて、
ウインカー付けて、ワイパー付けて、
バッテリーとエンジンを載せて、
陸運局でナンバーを取得すれば
まだまだ走れるからさぁ!』との事。

...なるほど...。

では取り合えず、
ウインカーあたりから
買ってみようと思います。

ではでは、またっ!

らびゅ♪

突貫鼓僧
村井英次


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