…… 2008年12月26日

『2009初陣/原宿旋風』

突貫鼓僧、本年度のラストダンスとなりました
『イヴイヴアタック(23日)』ですが、私と小泉ケニョ君、
ともに『痛恨のミスショット』をしたものの、何とか無事に
終演する事が出来ました。
やはり、演奏中に手順を間違えた場合には、
決して慌てずに『大声を出して強引に仕切り直す!』のが
一番の様であります。
そうしますと大抵の場合、それが『仕切り直しへの合図』などとは
思われず、お客様には『さすがは大太鼓! ああやって叫びながら気合いを
入れて打つ楽器なのか。凄い迫力だなぁ...』と受け止めて頂けるからです。
したがって私が演奏中に絶叫しました場合、それは『気合いを入れる』
と言うよりも、『しまった! 次のフレーズが思い出せねぇ...。
こうなったら最初から打ち直そう...。ケニョ君、
もう一回どアタマから演奏するZ!』と言う『仕切り直しへの合図』である事が多いのです。
もしも私が演奏中に
『ひとーつ(1)!』
『ふたーつ(2)!』
『ふぅ(2)!』
『よぉ(4)!』
『むぅ(6)!』
『やぁ(8)!』
と叫びましたら、その絶叫は怪しいかも知れません。
無論この声、時には合図でなく『本気の根性注入シャウト!』として
使用している場合もあるのですが、この掛け声を『15秒以内に2回』
も使いましたら、さすがにそれは多過ぎです。
おそらく、演奏手順を忘れた上での『パニックシャウト!』である事は
間違い無いと言えますでしょう。
ちなみにイヴイヴアタック(23日本番)では、この掛け声を
『8秒間に2回』も使用してしまいました。
これは明らかに『仕切り直し』へのお誘いであり『合図』です。
されど、その合図(掛け声)以降の我々の仕切り直しは完璧でして、
その演奏は、もしかしたら『間違えなかった時の曲』よりも良かった様な気さえしました。
これこそが古来より武州埼玉に伝わります神話の一つ、『突貫マジック』なのでしょう。
さて、こうして『神がかり的』な『突貫マジック』に救われた我々ですが、
本番終了後は現場の可憐な『事務スタッフ』さん等に美味しいお弁当を頂き、
食べ終えますと再び労働の為に東京へと向かったのでありました。
いつだって『売れっ子』は辛いのです。

それはそうと、来年の一発目(初陣)として我々が上陸しますのは、
70年代から80年代にかけて鮮烈なデビューを果たし、その斬新なる印象を
全国に定着させた伝説の街『原宿』に決定致しました。

TOKKANKOZOU-02.jpg


2009年1月3日。
常に原宿の流行をリードして来た聖地、
あの『ラフォーレ原宿』の入り口に
設置された特設舞台において、
私とケニョ君は2009年度の初陣を飾る
事に決めたのです。
我々の正装であります『純白と鉄サビ色
の変形飛行服』を着用しましてのラフォーレ
上陸に、早くもナウなティーンエイジャー達の
『失笑』が目に浮かびますが、そこは余り
考えない様にしなければなりません。
いつだって大切な事は、我々こそが時代の
最先端を疾走する『トレンディ発信基地である!』と、
信じて疑わない心なのです。
この初陣は、当日の昼,午後,夕方の全3ステージ
でして、演奏時間は各25分前後です。
詳細は、小泉ケニョ君のコーナーで発表させて頂きます。
お正月、明治神宮に初詣の御予定があります方は、
その帰り道に『突貫詣(もうで)』もされます事を推奨します。
そして、そのまま『ラフォーレ原宿』の館内で、数々の素敵な店舗を探索しつつ
『豪華な福袋』を購入して頂いたりしますと、
2009年の『開運招福』は間違い無し!...と言う訳でございます。
来年早々の『原宿旋風』、どうか宜しくお願い致します。
それでは、また。
突貫鼓僧/村井英次


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