…… 2008年08月26日

:『崖の上のポニョ/藤岡藤巻と大橋のぞみ』

先日の雨の日曜日、私はお仕事で表参道へと行って参りました。
しかし何と奇遇な事に、この日はケニーちゃんも表参道に居るとの事。
しかもお互いに夕方には労働終了と言う事でしたので、
これは非常に珍しいと言う話しになり、我々はナウな街『原宿』の
駅前で夕方に待ち合わせを致しました。

そして、和柄キャップにLOTOのデニム,トンガリ靴で身を武装していた我々は、
ついでにナウな街を数秒ほどパトロール致しました。
私が傘を持っていなかったので、二人で寄り添っての『相合い傘』
と言う不気味なパトロールです。
そして、スグに巡回に飽きてしまった我々は、
原宿で出会った60分後には北朝霞で呑んでいました。

移動する際、私はケニーちゃんに導かれて初めて副都心線に乗りました。
噂通り、この路線は彩の國(埼玉)の國民にとっては便利でして、
もしもコレが1980年代の初頭に開通していましたら、
ホコ天に通う『竹の子族』や『ロックンローラー』の人口は更に増殖していた筈です。

当時、竹の子をしていた先輩達は
『ホントはヒロくん(故/沖田浩之氏)達と踊りてーけど原宿って遠くてよー、
毎週は行けねーしよー、地元で踊るっきゃねーじゃんよー』
と嘆いておりました。
そこで仕方なく、荒川水系の一級河川であります『入間川』の土手で
踊っていまして、その光景はとても幻想的でエキセントリックでした。
また、ローラーの先輩達は『ホントはミッキー(ミッキー岡野)達と
踊りてーんだけど原宿って遠くてよー...(以下同文)』
と嘆き、深夜の『忠実屋(1994年3月,ダイエーに吸収合併)』の
屋上に忍び込んで踊っていまして、その光景は単なる不法侵入でした。

話しは戻りまして。
それにしましても原宿での滞在時間がわずか180秒とは、こんな事なら
初めから北朝霞で待ち合わせれば良かったのかも知れません。
さて、こうして始まりました定例會ですが、やはり内容は必然的にお仕事のお話しで
盛り上がって行く訳で御座います。そこで私は先日の脇腹故障の話しや
表参道の写真スタジオに行った話し、それに最近あみ出した必殺のリズムパターンの
お話しをしたりしました。


kitaasaka0001.JPG

するとケニーちゃんは、
カバンから凄まじい量の
譜面を取り出して私に
見せてくれました。
『コレ、9月3日までに
マスターするんスよ...』と。
聞けばピアニストの方の
ライブに参戦するのだとか。
しばし私はその譜面を見つめましたが、
私の目には大量のオタマジャクシが泳いでいる
水彩画にしか見えませんでした。
それだけ難解で高度な作品なのであります。
次から次へと襲い来るオタマちゃんの群れ。
いかにケニーちゃんが突貫鼓僧の
兎先輩とは言え、今度ばかりは
大ピンチな様であります。
そうです。
まさに今、ケニーちゃんは
『崖っぷちのケニョ』なのです。

...皆様、もしもお時間ありましたら
9月3日(水)の秋の夜は、
悠久の時を越えた不朽の名曲と戯れます
ケニョちゃんを、どうか応援してやって下さいませ。
ピアノのオリジナル創作曲も演奏されるとの事でした。
それでは、また!
♪ケーニョケーニョケニョ,極東のぉ♪
彩の,國かぁらやっーて来たぁ♪


/突貫鼓僧/村井英次


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