…… 2008年05月02日

『デンキブラン』

本日もお疲れ様で御座います。
陽光うららかな日々の中、
皆様方は如何お過ごしでしょうか？
私はと申しますと、昨日と今日の隙間を
抜けて労働街道を転がり続けており、
やや万年時差ボケ気味な状態で御座います。
しかし、その様な状態の中、私は急遽、
静岡まで遠征する事と相成りました。
中学校の先生方に会いに行く為であります。
私は良く知らなかったのですが、
最近の小,中学校の一部では、
文化祭や体育祭の余興として、
和太鼓演奏が取り入れられているとの事。
.....ですので、要は私、生徒達に太鼓を教える
先生方に太鼓を教える太鼓の先生(ややこしひ)...
と言う訳なのであります。
しかしながら、世の中には優れた和太鼓指導者が
溢れていますのに、一体ナゼに私が指導をするのか!?
...と思い、ガッツを出して先生方に聞いてみたところ、
次の様な御返答を頂きました。
『ライブを観ていると、村井サンの書く曲って
単純そうで、ウチの生徒達にはピッタリだと思ったの♪
...なので、どうせならその曲の作者本人に来て頂きたいんですぅ♪』
...........なるほど......
納得....。

で、曲目は
『350RR(サンパンダブルアール)』と『ドラゴンボーズ』
と言う曲を覚えたいとの事ですので、当日は超複雑に
編曲し直した譜面を持って行ってやろうかと思いましたが、
それをやると私自身が覚えられなくなる危険がありますのでヤメました。
やはり、原曲のままで参ります。
私の曲は常に３つ位のリズムパターンしかありません。
３つのコードでツイスト＆シャウト!.....まさにロックンロールな訳で御座います。
覚えたい方は、お気軽に御連絡下さいませ。
誰にでもスグに出来ます。

ところで、この先生方が面白いのは『当日は突貫服も持って来て見せて下さい!
アレ、私達も作りたいんですぅ♪』
とか言い出してしまうトコであります。
突貫服とは、白地に赤い日の丸を背負い、ズボンはワタリ45センチ、
スソ18センチと言う超変形サイズで構成されている
『特殊衣料』の事で御座います。
いくら祭りとは言え、教師の方々が率先してこんな変テコリンな
物を生徒の前で着用するだなんて.....金八先生も仙八先生も新八先生も、
ついでに貫八先生もビックリであります。
.....と、まぁそれはさておき。
衣装と言えば先日、衣装ケースに入れます防虫剤を浅草まで購入しに行って参りました。
『メンズノンノ』と『アサヒ芸能』を聖書とするオシャレな私は、
防虫剤と言えども、わざわざ浅草の老舗お香店まで買いに行ったりするのです。
で、お買い物の後は当然『神谷バー』で御座います。

写真は同店で有名な、あの『デンキブラン』。
15年前、ライブ会場を探しに『銀座小劇場』を視察に行った私と山田貫太郎氏は、
その帰り道、このデンキブランを多量に摂取して95％の記憶を失った事があります。
これから初めてデンキブランに挑戦される方がいらっしゃいましたら、
どうか御注意下さいませ。
私が手にしているグラスでありましたら、２,３杯も頂けばもう十分で御座います。
15年前のあの夜、一体、私達２人は何リットル位のデンキブランを摂取したのでしょうか...。
ちなみに、その時に視察しました『銀座小劇場』は、
２度の突貫公演後、見事に出入り禁止となりました。
理由は『悪いんだけど太鼓、うるさいんだよねぇ...』との事。
まさかそれから数年後、全く同じ理由から『築地ブディストホール』まで
出入り禁止になろうとは....。
流れ流れて突貫鼓僧で御座います。
それでは、また。

黄金週間、お身体に気を付けて、楽しくお過ごし下さいませ。

極東芸能伝道會,和太鼓部門担当/村井英次