…… 2008年04月08日

『闘争回想録/其ノ参』

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突然ですがこの写真。
ライブのワンシーンかと思いきや、
良ーく見ますと...いや、あえて別に
良ーく見なくても明らかにライブの
ワンシーンでは無く、これは突貫鼓僧
『参代目』の座を一発で射止めようと、
人知れず日々鍛錬するケニーちゃんの
勇姿でした。
無事に公演終了とは言え、
私もまだまだ油断大敵なのであります。
さて、我が闘争史もいよいよ佳境を迎えて
参りましたが、今回の舞台では、
こちらの面々も決して忘れてはなりません。

・幕間芝居の面々/...
役者さん全員が『舞台スタッフ』と言う強引な設定で、
本番中に楽器を移動(舞台転換)しながら、その度ごとに
短いお芝居をすると言う、かなりの無茶振りにお付き合い
下さって有り難う御座いました。
大道具の棟梁役で大活躍された麻生龍さんが
『英チャン? 俺ン家、こっから近いからさぁ♪』と、
嬉しそぉぉぉに自転車で劇場入りするその姿は、
無垢なる少年の様でしたね。
また、花粉症で脱落した前歯のその後も気になるところです。
その辺りの事については、棟梁の御都合が合いまする夜に、
新橋の3丁目で話し合いましょう。
本当に、お疲れ様でした。

・和太鼓クレイジーカズバンド/...
正式名称は『和太鼓川越』なのに、
勝手に『カズバンド』などと呼ばせて頂き、
大変恐縮です。
ところで、そちらのエースは杉本純さんですよね。
代表の一彦さんは、エースが不在だった木曜と金曜の
演奏が非常に切なそうでした。
エース不在によって発生する仕事、楽器の配置や移動その他、
とにかく演奏そのもの以外の事に、あまり『記憶の負担』を費やしたく
無いのでしょう。
一彦さんは私と同タイプの人種ですね。
杉本エースは何でも仕切ってくれる、とても頼りになる男。
そうであるが故に、エースが参戦して来た土日の舞台は
『水を得た魚』ならぬ『純を得た一彦』でしたね。
貴方達が放つファンキーなドラミングに、改めて感銘を受けた
次第であります。
これからも、どうか宜しくお願い致します。
また、10月26日(日曜)の所沢デッドヒートは、今度は私が友情出演として
カズバンドを......いや『和太鼓川越』を援護射撃させて頂きます。
満を持して、ギリギリのヘアピンサーカスをお観せ致しますので、
こちらの方も宜しくお願い致します。
不覚にも昨年は、カーテンコールでまさかの大失速&転倒、
そしてそのまま消滅してしまった我々でしたが、
今年はラストまで華麗に疾走させて頂きます。
突貫鼓僧『リベンジマッチ2008 IN 所沢』で御座います。
ところで中島いくみさん。
今回の王子ライブの後半、素晴らしい笛の音を有り難う御座いました。
あの時、私は舞台裏で必死になって純白のパイロットスーツに早変わり中
なのですが、過度なる息切れや吹き出る汗が邪魔をして、
どう頑張っても着替え終わるのに180秒はかかってしまうのです。
その間、壮絶なる私の舞台裏とは正反対な、あの様な美しき音色でライブを
繋いで頂きまして、本当に助かりました。
御陰様で、安心して大太鼓の戦闘スタイルを整える事が出来たのです。
それはそうと、ところでKEIKOさん...。
全7発の内の何発目の本番だったか忘れましたが
(土曜の昼かな?)、我々が入場し、振り付けを終えてから勢い良くしゃがみ込み、
激しいブレーキ音が場内に響き渡った時、絶対に誰にも真似の出来ない様な、
摩訶不思議な地打ち(ベースのリズム)を、いきなり本番でお披露目して下さるとは、
シブ過ぎる演出でしたね。
そのフレーズを聞いて、貴女と同じ後方支援隊の貫太郎さんが金縛りに成ったの
は言うまでも無く、我々前線部隊の3人にも異様な緊張が走りました。
『な,何だこのリズムはっ???......過去に聞いた事が無ぇ!.....一体、ドコが表でドコが
裏なんだ!?.....今、コレって何小節目なのよ???.....』と。
貴女の奏でる不可思議なる律動を背に受けて、すかさず私は左サイドに居る
筆頭若頭(ケニーちゃん)と目配せをし、強引に立ち上がり、無理矢理に抜刀(バチ抜き)し、
一か八かで曲アタマの一発目のシンバルを叩き込みました。
右サイドの舎弟頭(モヒカンちゃん)も絶妙なタイミングで斬り込んでくれて、何とか大事故には
成らずに済みましたね。
いやはや、スリリングな体験をホントに有り難う御座いました。
しかし!...あの時に一番恐ろしい思いをされていたのは、きっと、そんな事態を招いて
しまった貴女様御自身ですよね。
あの事件で私は、何があっても明るく、決して折れない貴女のハートにすっかり惚れ込んで
しまいました。
なので7月の高校公演は、同じ状況で同じポジションにKEIKOさん!...
貴女を大抜擢させて頂きます!(実話)。そこは800人を越える戦場(実話)ですので、
どうか宜しくお願い致しますね。
その辺りの事については、週末にでも上福岡の地下ホールで、
リハーサルがてら話し合いましょう。
本当に、お疲れ様でした。

・小泉謙一さん/...
......以下、回想録最終章へ続かせて頂く事に致します。
それでは、また!
/突貫鼓僧弐代目/(え)


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