…… 2007年12月13日

『極楽アタック』


皆様、12月の風物詩であります伴天連(バテレン)の降誕祭に
街が輝き出す今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?


さて、巷では12/23(日)をクリスマスの前々夜として『イヴイヴ』などと
呼んだりもするそうなのですが、その来たるイヴイヴの日、
我々は十字架に背を向けて、仏教寺院の大本堂で太鼓を打たせて
頂く事となりました。


そう!突貫鼓僧には賛美歌よりも読経,モミの木よりも菊の花,
七面鳥より精進料理が良く似合うと言う訳でございます。
千葉市内にあります由緒ある寺院の大本堂。

そこへ私は『東洋のアイドル,ケニーちゃん』を引き連れて入堂させて頂きます。
抹香の香り漂う神聖なる雰囲気の中、煩悩に汚れた突貫服は封印し、
聖なる衣装に身を纏いつつのアタックです。

演奏後、ケニーちゃんは寺に置いてって、そのまま出家させちゃうかも知れません。
ケニーちゃんならヘアースタイルも既に合格です。


当日は本堂への御参拝の方々の数に限りがあります様で、
我々の貴重なる(?)この『極楽アタック!』を皆様にお観せ出来ないのがとても残念ですが、
行かせて頂く限りは我々らしく、いつもの気合千発!で逝って参ります。
......失礼......行って参ります。

で、ちなみに降誕祭(クリスマス)。
実は聖書には、イエス様が12/25にお生まれになっただなんて記述、
ドコにも無いんですよネー。
あれはもともと、冬至(一年で最も日が短い日)が過ぎて、再び日が長くなり始めた事への
感謝祭が起源だとか。


大昔のローマには太陽を神様とする信仰がありまして、この時期、人々は
『...ぐわぁっ!? またまた日が短くなって来た...このまま太陽が...神様が消えちゃったらどうしよう...
どうか消えて無くなりません様に.....!』と祈り、そして再び日が長くなり始めたら、
天に神に感謝の宴をしたのです。
そんな太陽(神様)の復活祭を、やがては救世主イエス様の誕生とダブらせて行ったのでしょう。
.....大昔の人達よ! 太陽は今も消滅せずに、みんなの明日を照らしているZ!!
一生懸命祈ってくれてアリガトー。


それでは、また!
父と子と精霊とのみ名において...アーメン......♪

/真夜中の太陽,突貫鼓僧弍代目/村井英次



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